ボイラー運転員の日記、忘備録

日常や日々の業務をつぶやいていこうかな

【仕事の日常】ボイラー業務の灰出し作業

 気温が高くなってくる頃、ボイラーの近くにいると夏場はとても暑く、数分のうちに汗をかくので水分補給はこまめにとってます。

 

 さて、この業務についてですが、職場で使用しているボイラーの種類は水管ボイラで燃焼方式は火格子式であります。

火格子の取付方も階段型になっており、その上に燃料が乗り、下部にダンパーがあります。下図の通りになります。

炉内(簡略図)

 この灰だし作業は本来はダンパーを開閉して灰をピットまで送り出す形ですが、火格子と火格子の間からでも灰が落ちてくることがあります。

作業の流れは、この灰を専用道具を使用し焚口扉から灰を出して、灰をネコ車に入れて外の灰ピットまで運んで出すということですが、

この作業が体力いるんです。ほんとに...

灰が少なければいいんですが、多い時などはネコ車で「焚口扉」~「灰ピット」まで何回も往復しなければなりません。燃料の中には小石や鉄くず(釘やボルト等)など混ざっているため、灰が重たい時もあります。

 夏場は特に脱水症状や熱中症に注意して水分補給をこまめにしております。

これを見ている方はこの仕事に限らず、夏場は脱水症状や熱中症に気を付けてください。